【Week33: 資産運用スキル – 株式投資:株価チャートの見方】
前回Week32 株式投資:株を読む絶対指標ではIRの見方について解説してきた。しかし、このIRだけではまだ勝率は少ししか上がらない。
株式投資は色んなものと組み合わせることで勝率を上げていくことができる。
チャート分析と見方を説明
UR-Uでは、短期トレードは初めから捨てている。パソコンに1日中張り付いていても豊かな人生とはいえない。
竹花氏がやっているのは長期トレードと中期トレード。
投資というのは長期的、中期的に勝てば良い。長期・中期トレードに勝つためには、次の3つができれば良い。
②チャート分析+買いのタイミング
③株の買い方の方法
今回は2番目の「チャート分析と買いのタイミング」について解説する。
よく見る指標の整理
NYダウや日経平均は平均株価での計算のため、個別銘柄の影響が出やすい。例えばアップルやソフトバンクの株価が大きく動くと、それにつられて動きやすい。
一方、S&P500、TOPIXは時価総額で計算されていて、銘柄が多く分散が効いている。
株価チャートは3つだけ覚えればいい
株価チャートはこの3つだけ覚えればいい。
・出来高
・移動平均線
ローソクでは投資家のその時の動きや勢いがわかる
ローソクでは投資家のその時の動きや勢いがわかる。
陰線:始まりの価格より下落して終わった
- 今日上がった下がったかはローソクの色を見ればわかる。
- ヒゲで高値と安値がわかる。
- 胴体で始値と終値がわかる。
出来高は投資家の注目度を指すものである
出来高は売買された取引量を指す。
投資家の注目バロメーターでもある。
売る側と、買う側の双方の売買成立量が多ければ多くなる。
普段が出来高が低い(注目がない)のに株価低迷時に出来高が上がると?
株価の低迷時にいきなり出来高が上がると急に何かのきっかけで注目度が上がっているといえる。
移動平均線
移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したもの。その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから、移動平均と呼ばれる。代表的なテクニカルチャートのひとつで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を見る手掛かりとなる。
移動平均線には、5日平均線、25日平均線、75日平均線がある。
25日平均線は過去25日間の終値の平均を取っている。
75日平均線は過去75日間の終値の平均を取っている。
移動平均線では儲かった人が多いかがわかる
移動平均線より終値が上にあれば儲かっている人が多いということ。
移動平均線とあまりにも離れている場合は狙い目
株価が移動平均線より高い位置にしばらくいるときは下がる確率が平均的に見て高い。
移動平均線といつかはクロスする動きを株価は必ずとる
移動平均線と株価はいつか必ずクロスする。
移動平均線と株価が乖離すると必ず近づいていく。
ローソクと移動平均線にあまりに乖離がある場合は、近づいていく動きを取る。
3つの要素から「タイミング」を見出していきましょう
ローソク、出来高、移動平均線の3つからいつ買えばいいのかタイミングを見出していきましょう。
ローソク
胴体=勢い
胴体というのは勢いを表している。胴体が長いほど勢いがあると言える。
上昇速度が早い=今後も上がる可能性が高い
ヒゲ=反動
ヒゲというのは反動を表している。
ヒゲでどのくらい反動があったのかわかり、上がる傾向があるのか下がる傾向があるのか推測できる。
下落サイン
例えば、下落サインには次のケースがある。
下落サイン①
始値から上がり高値をつけたけども、そのあと下落していって安値で終わる。このような場合、買いの投資家以上に売り投資家が多いので今後下落する傾向が高い。
下落サイン②
ヒゲもなく下落する陰線を大陰線という。迷いなく売りの状態で、次の日も大きく下がる傾向がある。
トレンド転換サイン
コマ=ヒゲも短く投資家達の迷いがあり方向性が出ない状態。保合い相場(もちあいそうば)という。高値圏にいると下がっていったり、安値圏・底値圏にいると上がっていったりする。
Youtube動画(無料部分のみ)
UR-U入学プランでは移動平均線、出来高を活用した買いのタイミングのについて例も使いながら詳しく解説されている。これを活用するかどうかで株の勝率は大きく変わってくるだろう。
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