MUP Week16 : 財務スキル-PL理解【PL読めないは社会人失格?】株をする前に知らないとヤバイPL知識

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MUP Week16 : 財務スキル-PL理解のまとめ

財務スキルと聞くと、難しそうに感じるかもしれないが、心配不要。

この内容を理解して、続編で、実際にPLを書いていくと事業計画書のPLが作れるようになる。

財務スキル=数字に落とし込むスキル

ビジネスは感覚やイメージではダメ。数字に落とし込めないとビジネスは成功しない。
この数字に落とし込むスキルが財務スキル。

ここなしではビジネスでは絶対に成功しないので、この財務スキルはしっかり勉強しておく必要がある。

損益計算書と貸借対照表

財務には大きな2つの指標「損益計算書」と「貸借対照表」がある。
 

損益計算書(PL):一定期間の経営の成績表

簡単にいうと、損益計算書(PL)は、「1年間でいくら利益を出したか」ということ。

貸借対照表(BS):一時点の財政状態の指標

貸借対照表(BS)は、「期末時点で、会社に存在する財産の状態を表したもの
会社資金の調達と運用の状況も表している。

今回は損益計算書、通称PL(Profit and Loss statement)について解説していく。


損益計算書(PL)

左側の表が実際の損益計算書だが、これをいきなり見ても難しいと思うかもしれない。
しかし、右の表で見るとPLが簡単にできる。

簡単にいうと右の表の「青い部分が入るお金」、「赤い部分が出ていくお金」になる。


化粧品会社「資生堂のPL」はどちらでしょう?

この中で資生堂のPLはどれかわかるだろうか?
PLがわかると、こういったこともわかるようになる。


仕組み=収益と費用を比べて利益(または損失)を出している

PLの仕組みとしては、収益と費用を比べて利益(または損失)を出しているということが表現されたものとなっている。

簡単にいうと、PLは、右側(青)は収益、左側の上(赤)は費用で下(緑)は利益となっている。

例えば、100円のりんごを80円で仕入れたら20円残りましたということ。

収益:100円のりんご
費用:80円の仕入れ
利益:20円の利益(100円-80円)


損益計算書の利益の種類

損益計算書には5つの利益の種類がある。これらの利益をしっかり理解しておけば損益計算書の基礎はバッチリだ。

  1. 売上総利益
  2. 営業利益
  3. 経常利益
  4. 税引前当期純利益
  5. 当期純利益

1つづつ解説していく。


 

①売上総利益

売上総利益=本業の利益(売上高から売上原価を差し引いて算出)

財務用語だと難しく感じるかもしれないが、これは例にすると簡単で、例えば、売上原価50円で仕入れたコーヒーを100円で売ったら、50円の利益になりましたよということ。

単純にコーヒーを売って、その対価にお金を払ってもらったものが売上。

コーヒーの原価が売上原価、そしてその差分が売上総利益になる。


②営業利益

営業利益=売上総利益から販売費と一般管理費(販管費)を差し引いて算出

営業利益は、先ほどの売上総利益から販売費と一般管理費(販管費)を差し引いた利益。

販管費とは、商品を販売するための間接的なコストのこと。 
従業員給料、広告宣伝費、店舗の賃料などが販管費にあたる。

例えば、コーヒーを売る場合は、コーヒー豆の仕入れコストは、売上原価になるが、店舗の賃料だとか従業員の給料はコーヒーを売るために間接的にかかるコストなので、販管費となる。


③経常利益

経常利益=本業で獲得した利益に、本業以外で獲得した収益と費用を加算して算出

簡単にいうと、経常利益とは「本業以外で毎月継続的に発生する利益」のこと。

経常利益は、一時的でなく継続的である利益出ないといけない。
例えば、イベントスペース利用やレッスン料など。

営業利益から、本業外の収益(営業外収益)を加算し、本業以外の費用(営業外費用)を差し引いたものが経常利益となる。


④税引前当期純利益

税引前当期純利益=当期に発生した全ての事象を加味した利益

つまり経常利益に「毎月ではなく、突発的な損益」を加味した利益のこと。

突発的な損益とは、例えば、レストランを経営していて、キッチンが故障したとか、突発的に店舗の1つが売却できた等のケースなど。

突発的に生じた臨時の利益は特別利益、突発的に生じた臨時の損失は特別損失という。

経常利益に特別利益(臨時の利益)を加算し、特別損失(臨時の損失)を差し引くと税引前当期純利益となる。


⑤当期純利益

当期純利益 = 当期に発生した全ての事象を加味した利益

ここで今まで解説してきた内容を整理すると、上の図のようになる。

  • 売上から売上原価を引くと売上総利益となる
  • 実際には販管費がかかっているのでこれら間接的なコストを引くと営業利益となる。
  • 営業利益の中から毎月本業以外の損益があるがそれを加味すると経常利益となる。
  • 経常利益から何かが壊れた等突発的な損益(営業外損益)を引くと税引前当期純利益となる。
  • 税引前当期純利益に対して法人税などを加味すると当期純利益となる。
  • 税引前当期純利益から税金など加味した損益が当期純利益となる。

  • MUP Week16 財務スキルの要点まとめ(無料部分のみ)

    • 財務スキルは数字に落とし込むスキル。ビジネスに絶対必要なスキル
    • 損益計算書(PL)は、簡単にいうと「1年間でいくら利益を出したか」ということ。
    • 損益計算書には5つの利益の種類がある。この利益の内容を理解すること(記事で解説)。


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